ド貧乏から→貧乏へ

  • 2015.07.13 Monday
  • 09:49

あまりにも忙しく、新年のご挨拶もしそびれたまま、
もう今年も半年が過ぎてしまいました。。。

あっという間に暑くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうかSMILY

多くの方から「せんせーブログ書かないのぉ?」と言われ続けちゅん笑
金森は謝り続けるばかりで汗日々の臨床を必死にやっておりました。
あまりにご依頼件数が多く、皆様につまらない思いをさせ、すみませんっおじぎ

ところで。

カウンセラーは、ド貧乏です。

私は1日16時間、週6日働いても、やっぱりド貧乏です。

「カウンセリングでお金儲けはできない」ことを、
高校生のときからわかっていましたし、
わかっていて→なったので、誰にも文句は言えませんし、
今も、カウンセリングでお金儲けしようとも、できるとも、思っておりません。

けれども、自営業でボーナスがあるわけでもない金森は、
ド貧乏生活が染み付き笑
出張するにもこの風体で格安高速バスを乗り回して交通費を削減し、
研修費に充てたりして必死です汗

ただ、数年前から、自身の技術料について常に漠然と悩んできて、
漠然と「いつかは値上げせざるを得ないのかなー」と思ったりしていました。

でも、「カウンセラーは貧乏で当然だから」と
具体的には、考えてきませんでした。

そんなところへ、今年、
カウンセリング料値上げについて検討する機会がたまたま2度あり、
相手との色々な話から、自分ひとりで、具体的に検討してみました。

そうしましたら、技術料を値上げする理由が、なんと16個も出てきたのです。

自分で、びっくりしました。

「具体的に悩む」って、こういうことなのか、と改めて思いました。

そこで、
私は、思い切って、カウンセリング料金の値上げを行うことに致しました

年内は告知期間とし、

わかりやすく、
来年の1月からの料金改定とさせて頂こうと思っております。

この度の料金改定は、

臨床歴により、私の技術が上がったことによる、純粋な技術料の値上げ
とさせて頂ければ、と思っております。

皆様には、大変ご不便・ご迷惑をお掛けしてしまうことと思いますが、
より一層研修・自己研鑽に努め、皆様により多くのリターンが生じるよう、
今以上の質の高いお時間を提供できるよう努力する所存でおります。

今までは自論展開によるお値段設定をしていたのですが、
料金改定につき、今回は
世の中の目安を利用しようかと思います。

それは、
東京都内・一等地・主要駅の60分の面談料は、最低1万円だ、ということです。
これを軸として、各分数別に料金設定をして参ろうかと思っております。

消費税の納税を自腹切るのは、常にやってきたことなので、
値上げの理由は、正直、いつか10%に上がるであろう消費税ではございません。
消費税については、今後も自腹を切り続ける所存でおります。

あくまで、技術料を上げることで、
せめて、ド貧乏から→貧乏になろう。という決断です。

貧乏から→「普通」になるのに、あと何年掛かるのかは、
正直、わかりませんし、なれないような気もします涙

これまでの料金設定(安価でカウンセリングを提供するの)には、
私なりに、明確なワケがありました。

それは開業当時、「カウンセリングの敷居を下げる」ことが、
私の心理士としてのモットーだったのです。
お申し込みの際に、お値段がネックにならないよう、通えるよう、
それがカウンセリングの敷居を下げるための私なりの工夫でした。
そのために、ド貧乏を耐え抜くことも、私自身の理念を貫くためでした。

けれども、私の臨床13年の間に、もはや時代は変わったように思います。

多くの方が、抵抗感少なくカウンセリングをご依頼くださる時代になりました。
少なくとも現場の私には、そう感じるようになりました。

逆に、相変わらず、全国に優良なカウンセラーが散ってはいませんし、
都内にも潰れるカウンセリングルームが多く、
多くの方がカウンセラーを求めているのに良い先生がいない。
そういう、逆転した時代になってきているように私は感じていますし、
カウンセリング界の課題は、山積していると私は感じています。

そんな中でも、私自身は、質の高い臨床を提供し続けること。
経営者としても、進化し、変わっていくこと。
それを、思い切って決断すること。
これが私の、13年目の進化です。

正直、私は今のままのお値段でも、臨床だけでメシを食うことができる、
全国でも珍しい部類の流行っているカウンセリングルームをやれています。
新規のご依頼も、かなり断っておりますが、それでもかなりの混みようで、
まだまだ皆様にご予約でご不便をお掛けしているほどです。

けれども、「20万円でなんとか生活できるから、それでいいや」じゃ、いけない。
もっと上を目指して、これまで以上に多くの研修を受けまくる。リフレッシュも欠かさない。
そんな心理臨床家・経営者であらねばならないと思います。

なんだか、3つ保持している資格のうち、
心理相談員の資格を捨てようかとも思っています。

とにかく、この機関の研修が、低レベルすぎるびっくり
なのに、超高額ガーンネコ
資格ビジネスそのものである。。。
金森も、食い物にされているひとりである。。。

ド貧乏が染み付いた金森は、そんなお金ももったいなく感じ、
そのお金をもっと優良な研修に充てたら、
もっと皆様に還元できるのに。。。と考えあぐねいています。。。

9月あたりには、新しいカウンセリング料金設定を公開し、
来年からの準備に入っていこうかと思っております。

その際には、またこのブログでもお知らせさせて頂きます。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げますおじぎ


 

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