経営論O景泙梁亮

  • 2014.08.18 Monday
  • 18:50

今までの美容室は、品の良いインテリアで、
窓からたくさん陽が入り、明るくて、精神的に落ち着ける場所でした。

一方、新しい美容室は、趣味の悪いキャバクラ?!かのような内装で笑ちゅん
窓が無いので室内の照明に頼り、落ち着く店内という感じではありません。

今までの美容室は、飲み物を出してくれ、
前回はどのように髪を切ったのかカルテを作っていましたが、

新しい美容室は、飲み物も出しませんし、カルテも作っていません。

「カルテを作らないの?」と質問してみたところ、
どうやら、お客様の頭の形と、髪質と、髪のクセを見れば、
何をどーしたらいいのか、どのような髪形が似合うのか、
新しい美容師には瞬時にわかるらしく、
それをその都度ドライカットで作り出せるので、
カルテは必要ないのだそうです。

今までの美容室は、ビラ配りもしませんし、クーポンも発行しませんし、
キャッチもしない、という一切の広告費を掛けない、
老舗のやり方を守り抜いてきました。
要は、集客は老舗の看板に頼っていただけだったのです。

一方で新しい美容室は、ビラ配りもしませんし、クーポンも発行しませんが、
トップスタイリストですら、暇になると自ら街に出て、
自らが街行く見ず知らずの男女にどんどん声を掛け、
自らがお客様を店舗に引っ張り込んでくる、という手法を使い、
一切の広告費を掛けない戦略を取っています。

「絶対かわいくします!」「ドライカットやってます!」「半額です!」
そう言って、「うん」と言ってくれたお客様を自ら引きずり込んで来るので、
お店には何やかんやとお客様が入っているわけです。

正直、この戦略には驚きました。
美容室のビラ配りはいくらでも見たことがありますし、
美容室のカットモデル(新人育成のための練習台になること)はありがちですが、
トップスタイリスト自らが、自分でお客様をGETしに行くというのは
大変に驚いたのです。

今までの美容室は、カラーリングといって、
髪を染める技術に長けた美容室だ、と新らしい美容師に聞きました。

一方新しい美容室は、髪を切ることに抜群に長けているため、
髪を染めたり高額なトリートメントを勧めたり、と
お客様にとって余計な出費が必要なことは一切勧めてきません。
お客様がしてほしいことだけをするのです。

今までの美容室は、「先生最近どーなのよ」と愚痴を聴いてくれました。

でも新しい美容室は、私の仕事から、何から何まで、一切質問してきません。
話したところで、カルテがないので、次回まで覚えてはいないはずです。
よって、前回の話を覚えていないため、
次回は、また最初から話す羽目になります_| ̄|○笑
けれども、私が話したどーでもいい話に対する反応が大変面白くて、
新しい美容師が、楽しくて仕方ありません。

髪を切る技術以外は、新しい美容室は、さしてサービスが良いとはいえません。

けれども私は、新しい美容室を選びます。

キャバクラみたいであろうとも、私が何者か覚えてもらえていなくても、
私のニーズは、本物のドライカットができる美容師を求めているからです。

自分のUSPを持っている、ということは、
経営を成り立たせるために、なんと大切なことなのだろうか、と
我がことのように感じます。

USPとは、「ウリ」のことです。
そして「差別化」のことです。

同業他社がいる限り、経営において、自社のUSPは必ず必要になります。

私も、経営者として明確なUSPを持ち、
変わらぬものも大切にしながら、
常に研鑽し、進化し続け、
皆様のニーズに的確に応え、
なにか、ニーズに応える以外の、ひとりの人間としての在り方や、
サービス面も大事にしていきたいなぁ、と強く思います。

たくさんの方に選んで頂けるように、
10年越えの老舗の体質に染まって大切な何かがおろそかにならないよう、
進化し続けられるよう、常に努めて参りたいと思っています
てれネコ

 

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