「謝る」という技術

  • 2013.06.10 Monday
  • 06:41


「謝る」ということが、できない人がいます。

「謝る」ということが、できづらい人がいます。

「悪いことをしちゃったな・・・」という自覚が、持てない方がいます。

おおきなことでも、ちいさなことでも、ささいなことでも、です。


実は、「謝る」という技術は、

自分の心の中に、負の感情を一旦受け入れ、その上で自分の非を認める、という

実は大変に高等な技術です。



だから、子どもがまだ謝れなかったりすることは、よくあることです。

別の子のおもちゃを無断で横取りしたりして、
それを先生や親御さんや他のお母さんに指摘されても謝れない子は、

まだ自分の中にある負の感情を自分で抱え込めないから、
あるいは、負の感情を自分で受け入れられても、自分の非を認めることができないから。
なのです。

ここでいう負の感情とは、
指摘されてイヤな気持ち、悔しい気持ち、
バレちゃった!マズイなぁ・・・というような気持ち、
だって欲しかったんだもん!というような自己中心的な考え、言い訳、開き直り、
○○君が言いつけたんだな?!というような疑念、責任転嫁、
うるさいなー!なんでそんなこと言われなくちゃなんないの!というような怒り、
責められ、怒られ、怖かった、イヤだったというような困惑や恐怖感など、
このようなものを総称しています。

こういう感情を一旦自分で受け入れることができるか?が
まず第一段階として大事になります。

そして、第二段階で、「自分が悪かったのだな」と納得できることで、

初めて「あやまる」という行為・行動ができるようになるのです。


大人になっても、これができないのは、望ましいことではありません。

人が嫌がることをしてしまって、
それを相手に伝えられたときに初めて気が付いたとしても、
この2段階を踏むことができないと、
謝ることができず、
開き直りに転じることが往々にして起こります。

「だって家族なんだからいーじゃん」

「だってお前が○○って言ってたんじゃん?だからこーなったんじゃん?」」

「あーあーそーですかー、そりゃ、どーもすいませんでしたねぇーーー」と、

どんどん、ひどい態度になっていきます。


「謝る」という2段階制のシステムは、

相手が、家族か?他人か?お友達か?は、全く関係のないことなのです。

人が「いやだ」ということをしてしまったのに、「謝れない」のは、

「大人」としてはどうか?ということです。



自分は謝るのが苦手だと思う方、
いつも言い訳して開き直っている気がする方、
「あーあー、そりゃすいませんねー」と投げやりに場当たり的に謝って
本当は謝罪の気持ちが全然入っていない方、
同僚や取引先や顧客に対し、礼を尽くして頭を下げることができないと感じる方、

いかがでしょう?

自分は2段階のうち、どちらができていないのか、
あるいはどちらもできていないのか、
自覚が持てるでしょうか・・・


ごめんね、と、ありがとう、は、こころが温まる、大切な言葉であり、行動です。

自らが、人間関係をあったかいものに、していきたいものですね


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