命の値段

  • 2013.10.18 Friday
  • 01:41


私の実家では、昔、ベランダで犬を飼っておりました。
親戚が飼っていた犬が産んだ子をもらって、
人間のご飯の残り物を食べて15年も生きてくれて、
私が中学3年生のときに亡くなりました。

黒のシェットランドコリーで、賢い子で、鼻が長い、ハンサムボーイでした。
亡くなったときに私はワンワン泣いて、
それ以来、実家では、ペットを飼うことはありませんでした。。。


大きなショッピングセンターに行くと、
ペットショップが入っていたりしますよね。

私の母は、スーパーで食料品を買うのが目的でモールに行くと、
必ず、わんこを見に寄ります。

しかし、私はどうも、ペットショップというものが、
なんか、悲しいところに見えてしまうんですね。。。

といいますのも、昔は自分の親戚や遠くの知り合いや、
友達の友達の友達からとか、
巡りめぐって「うちの犬が赤ちゃん6匹も産んだのよ〜どなたかいかが?」
なんていう話が回ってきて、誰かが手を上げて1匹引き取らせて頂くとか、
そういうのが普通でしたよね・・・

でも今は、ペットショップで10万円〜20万円以上のお金を払って
生後2〜4ヶ月の犬や猫を買うのが普通になりました。

そんな中で、生後2ヶ月の犬や猫が15万円で売り始められたとして、
同じ犬が生後3ヶ月までショーケースに並んでいると値段が下がり13万円、
同じ犬が生後4ヶ月になるとさらに値段が下がり10万円、
同じ犬が生後5ヶ月になるとさらに値段が下がり7万円と、
そんな風になっていくのを、ご存知でしょうか・・・

そして、生後5ヶ月を過ぎても売れなかった場合、
屠殺場(とさつじょう)にて処分されてしまうんだそうですね。。。

そんな現実を、母がペットショップの店員さんから聞いてきて、
私は本当にさみしくなりました。

確かに、ペットを売るのは、商売であって、ビジネスです。

しかし、命の値段とは、何なのか?と私は思ってしまう。。。

なつきやすいか?しつけをしやすいか?に違いはあるのかもしれませんが、
生後2ヶ月と、生後5ヶ月で、そんなに命の価値は変わるのか?

売れなかったら処分するって、服やバッグとは違いますし、
カブトムシというペットが死んでしまうのと、
人間と同じ哺乳類が死んでしまうのは、同じなのか?

そう考えてみると、食品の処分も目に余る日本ですが、
ペットショップで「命を買うこと」は、私はどうも、好きになれず、
知り合いや親戚から「命をつないでいく」ことのほうが、
なんか、あったかい気がします。。。


たとえば、インターネットで、
日本全国のわんこ・にゃんこが生まれたお家を紹介しますよ!
写真や動画を見て気に入ったら是非もらってください!
病気や障害があっても、きちんと掲示して、
わかった上でもらってくれる方・かわいがってくれる方を探す。
わんこが生まれたお家からは広告料として1000円頂き、
もらってくれた方からは紹介料として2000円頂き、
そういうお金でこのインターネットサイトを運営します。
引き取りはその県まで自分で迎えに行ってあげてね。
引き取られなかった子は、生まれたお家で最期のときまで過ごします。
生まれたお家も、引き取ったお家も、決して手放さず、
去勢避妊手術や予防接種も責任持ってしましょう。

というような貢献をされるような運営者がおられるなら、まだわかりますが・・・


売る為に交配させ、命を仕入れて販売し、売れなかったら処分する、
そういう循環は苦しい・・・


家族や友達や皆さんがペットショップでペットを購入しても、
まったく否定するつもりはないのですが、
自分には、これまでも、これからも、
ペットショップからペットを買うことは、できそうにありません。。。

かわいいんですけどね・・・

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>

心理士:金森真奈美

金森真奈美

カウンセリングルームは銀座にあります

羽のロゴ

心理臨床家の在り方

竹内成彦先生著

↑どちらもオススメ↓

selected entries

categories

archives

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM