人見知り

  • 2014.06.15 Sunday
  • 03:48

「人見知り」というものを、否定的に捉える方が少なくありません。

多くのお母さんが、
「うちの子は、私の足の後ろに隠れたまま、スカートを握り締め、挨拶もできない」と嘆き、
「うちの子は、いつまでこうなのだろうか?」とご不安になり、
「うちの子は、人見知りで、絶対に、すごく、損をしていると思う」とおっしゃいます。

そして、「人見知りって、直るんですか?」「治させたいんですが」と、
ご不安ゆえに、人見知りが病的なことのように表現する方もおられます。

親御さんのご不安が強くなると、
子供の人見知り加減を見ていて、イライラするようになり、
他のお子さんと見比べては落胆し、
何年もそのような姿を見ていて怒りすら覚えてくる親御さんもおられるものです。

けれども、人見知りをする子にとって、
「人への警戒を簡単に緩めない」ということは、
とても大切な自己防衛戦略なのです。

簡単には、他者を「安全」とは思えない、そのように判断しない、
そういう感覚を持って生まれてきています。

そう。人見知りは、生まれつき性格である、「気質」なのです。


でも、よくよく考えてもみれば、
人見知りをしない多くのオトナだって、
信用に値しない人物に自分のことを容易に語りませんよねぇ?

それは人見知りする気質に生まれた方と逆で、
誰かれ構わず何でも話すものじゃない、と、
大人になるにつれ、相手を見て判断するようになっていく、ということです。

ということは、みんなが、大人になれば、多かれ少なかれ、
他者を「安全かどうか?」「信用できるか?」「どんな性格の人か?」を見ている、
ということになり、

結果、最後は、みんな相手を見極めているのに変わりはなく、
人見知りする人も、しない人も、
していることは同じようなものなのかもしれませんね
汗


人見知りは、安全で、信用できそうで、
この人は自分に対し危害を加えては来ないだろうと思えるまでに、
どのくらいの時間を掛けて、どのくらいの回数を掛けて、
その方を観察するか?様子を伺うか?が、違うだけ
です。

生まれつき、
警戒心の少ない方もおられますが、
警戒心の強い方もおられます。


どちらが正しく、どちらが適切で、どちらが得か、ということでは、ないのです。

どちらも、「その人にとっては必要だから」そのような性格を備えている。


ということなのです。

性格は、自分の身を守るための、自己防衛戦略です。

人見知りする方は、自分の身を守るために人見知りをするのであり、
時間を掛けて相手を見極めるのであり、
人に自分を見せるにあたっての感覚的な安全根拠を必要とします。
「この人は大丈夫そうだぞ!」と思える何かが必要なのです。
悪いことが起こらないように、先に警戒しようとするのです。
よって、警戒は、先手となっているのです。

逆に、警戒心の少ない方は、観察もそこそこに警戒せずに人に近寄って行って、
実際に何か悪いことが起こってしまったとしても、
言い返すとかケンカするとか無視するとか泣くとか怒るとかして、
その問題に対処するだけの手段を持っていることが多い。
要は、後手で対処できる性格を備えているから、
警戒が低くても何とかなってしまうだけなのです。

ね?どっちがいいか?って、どっちもどっちです
笑ちゅん

ですから、「人見知り」というものを、良いとか悪いとか、
善悪判断しないで頂けたらありがたいなぁ、と専門家としては思います。

損であっても、人見知りをして自分の身を守ることが大切な人がいる、ということを、
是非知って頂きたいなぁと思います。

人見知りが、重要な先手の戦略であることを、わかって頂きたいなぁと思います。

また、子供の頃から大人になるまでに、
結局多くの人間と関わって成長していくゆえ、

人見知りは、場数を踏んで、必ず緩和していきます。

多かれ少なかれ、必ず、緩和していきます。

ですから、安心して頂きたいなぁ、と思います。

人見知りという気質に、良いも悪いもありません。

先天性の性格は、直せませんし、直す必要もないのです。

自分の身を守る、大切な機能なのです。


よって、子どもの頃に直す・ムリに矯正することも、
オトナになってから完全に無くす、ということもできませんし、

そもそも、病気ではないため、治療の必要も、ございません。


人見知りの子は、親御さんが直させようとすればするほど、
「親からも疎まれている」と察知し、傷付けてしまいます。

そういう子は、不安から、より強く人見知りするようになっていきます。

どうか、人見知りする子を、叱ったり、否定したりしないであげて頂きたいものです。

生まれつき、危険察知能力が高く、
自分の身を守るために、必ず必要で、
自動的かつ無意識に実行されているのが「人見知り」なのだ、
ということを、深く理解しておいて頂きたいと思います
アンパンマン

 

自己開示と自己主張

  • 2014.06.09 Monday
  • 01:10

世の中には、余計なことは言わない、オトナで、おとなしい方がいます。

相手のお話に合わせ、相槌を打って、それで会話が終わってしまう方がいます。

「何食べる?」という話になったとき「なんでもいいよ」と必ず言う方がいます。

いつも相手の都合に添い、いつも面倒な役回りをしてしまう方がいます。

その結果、相手は自分の話ばかりし、自分の欲求ばかり通し、

その方は聞いてばかりいて、我慢ばかりして、疲れてしまう。。。

こういう方は「他者中心」寄りの習慣が付いてしまっている方です。

他者中心になってしまう方に、なぜそのように振舞うのか伺ってみると、

○嫌われたくないから
○相手を否定してしまうのは良くないことだから
○相手が喜んでくれればいいから
○相手が気分を害すことをするのは失礼だから
○自分が我慢することで丸く収まればいさかいが起きずに済むから
○争いが起こるのは怖いから
○波風立てない方が面倒でないから

などなど、人それぞれ様々な理由がございます。


そう、他者中心でいるメリットがあるから、
そのように行動・発言している、ということなのです。

けれども一方で、我慢・自制ばかりでムズムズとストレスが溜まる。


このような方にお勧めなのは、「自己開示すること」です。

他者中心の方の多くは、自分の考えや思いを語ったら、
相手と自分が違う、ということが判明してしまい、
それは「自己主張した」「相手を否定した」ことになってしまう、
と考えておられる方がとても多いのです。

けれども、細かい話をすれば、

「自己開示」と「自己主張」は、ちょっと違います。

A.私ね、紅茶が好きなの。(これが自己開示です)

B.そうなんだねー!紅茶は香りが良くていいですよねー!(同調)

他者中心の方は、ここで自分の好みを言わず、
相手と同じものを注文する方もおられます。

そう、Bさんは、ここまでですと、
自己開示の無い、他者中心の状態なのです。

ここに、
B.私はコーヒー党なんですよぉ〜

と付け加わったら、これが、Bさんの正しい自己開示です。

先に、相手に同調してから、単なる自己開示。


では、自己主張とは、どこが、どう違うのか?

A.私ね、紅茶が好きなの。

B.そうなんですかー!私はコーヒー党なんですよぉ〜
  紅茶は渋くて、全然飲めなくて。
  でもコーヒーはね、体にいいんだから!知ってた?
  あなたも紅茶ばかりは体に良くないわよ、
  たまにはコーヒーにした方がいいわよー

このBさんの発言は、いかにコーヒーがいいのか、
Aさんに対して意見を押し出しています。

これが、自己主張です。

なんとなく、違いがわかりますかね?

自分の意見を、出すだけでなく、押す。

まぁ、このBさんはほぼオバタリアン状態の、
おせっかいな説教人にしか映らなくなりますが(笑)


もうひとつ例題を。
A:お寿司の1000円ランチを食べたい人 VS B:パスタが食べたい人

意見が出揃った状態は、自己開示の状態です。

そこから、いかにお寿司の1000円ランチが良いかを語ったら自己主張。
いかにパスタの方を選ぶべきか語ったら自己主張です。

「いやいや、お昼に食べればさ、お寿司のお値段も気にせず食べれるジャーン?」
「でもさ、私おとといコンビニの海苔巻き食べちゃって。。。
だからあんまり食べる気しなくってさ・・・」
「コンビニのやつと一緒にするなよ!」
「いや、一緒にはしてないけどさ、あのパスタ屋さんは美味しそうだったから。。。」

こういう会話が、お互いの自己主張のやり取りで、
多くの方が苦手とする領域となります。
こうなるのがイヤで、自己主張はおろか、自己開示しなくなる方が多い。

その結果、
「いえいえ、いいのよ、お寿司行きましょーよ!確かにお得よね!」
「いえいえ、いいの、お寿司は次回にしましょ、今日はパスタにしましょうよ」と
日本人はすぐに何かとこういう譲り合いになる。

(支払いをどちらがするかでレジの前でド突き合いしてるおばちゃんとかいますけど
あれは譲り合いではなく奪い合いですね(笑)
ガーンネコ

けれども、今日対象にしているのは、
Aから「私は1000円寿司ランチがいい」と言われると、
Bが一切自己開示せず「なんでもいい」「そうしましょう」と同意してしまう方です。


こういう方は、自己主張をできるようになることを、
目標としなくて大丈夫です。

まずは、ただの「自己開示」だけしてみましょう。


自己開示すら恐ろしい方が、
自己主張までして意見を押し出すのは、目標が高すぎるのです。

普段の人間関係はプレゼンじゃないので、
主張すればいいってものでもない。

大切なのは、単なる自己開示です。


ただ、「私はこうなの」「私は普段こうしてるんだー」「私は今ふとこう思った」
ということだけを、ポンッと出してみる。

それだけ。

押すことはない。

相手に勧める必要もない。

あなたもそうしなさいよ、なんていう言葉は、もっと要らない。

自己開示するだけで、相手を大きく害す・否定してしまうことは、
あまり無いものです。

大事なのは、言い方です。

何を言うか、ではない。

抑揚や、ニュアンスを、やわらかく言えばいいのです
おかお(幸せ)


金森でいえば
「私、干物なんです」・・・これでは、相手も困る。
ブチッと切らない。

そうではなくて
「あたしねぇ〜、家に帰っちゃうと、干物なんですよぉ〜(笑)ニヤニヤ」
「そのギャップといったらないんですよぉ〜もうカビ生えてるんじゃ
笑
みたいに、やわらかく言う。

そしたら相手も「えっ?そーなの?」「バレなきゃいいんじゃん(笑)」
くらいに返してくれるものです(笑)

「あたし、パスタがいい」ではなくて、
「うーーーん、あのお店のパスタは、おいしそーだったなぁ〜〜!」
という言い方で十分な自己開示になる。

「ゴメン!おとといコンビニの海苔巻き食べちゃったのー(>_<)」
パスタと言わなくても、これだけでも立派な自己開示。
消去法のひとつにはなる。

「延々と肉ばかり食う店じゃなければ、なんでもイケる」
苦手なことを言う。これも、立派な自己開示。

「静かな店がいいなー」「なんか、あったかい物が食べたい」
これだって、立派な自己開示になるんです!



自己主張などしなくても、
自己開示の積み重ねだけで、
人間関係は、徐々に、うんと、深まっていきます。

相手の自己開示を引き受け、自分の自己開示を引き受けてもらう。
そのやり取りが、人間関係を築いていくのです。


そのやり取りの中ではじめて、
「あー、この人とは、考え方が似ているなー」とか、
逆に「全然考え方が合わないなー」とか、
「この人と考え方は同じなのに、なんか話し方がイヤな感じだなー」とか、
「なんかこの人とは、好みは全然違うけど、たのしーなー」とか、
感じられてくるものなのです。


逆に、自己開示の無い状態の人間関係は、
いつまで経っても浅く、表面的で、
相手からすると、こちらがどういう人間かがサッパリわからず、
相手を害さない代わりに、自分を良くも悪くも思ってもらえない、
「よくわからない人」という・・・そういう存在になっていってしまうのです。


自己開示は、バンバンすればいいわけではありません。

少しずつ、少しずつ、で、全然大丈夫なんですよ
にた花

今出ている話題に合わせて、「私はこうなんだー」と、少し開示してみる。

すると、相手から反応があります。

それに対して、また少し自分の考えを自己開示する。
そして「あなたはどー思う?」と相手のお考えも聞いてみる。
半分こ。していくようにする。

相手からの反応が怖い方も、たくさんおられます。
→ここが解消できなくて多くの方がカウンセリングにお越しになるのですが

けれども、反応をもらってみて初めて気付くことが、たくさんある。
想像していなかったような反応が、来たりする。
否定してくる人もいるが、肯定してくれる人もいる。
そうして、わかってくれる人を見つけるために、
人は、話をすることができ、声を出すことができ、感情を持っている。

自己開示する習慣が無かった方は、
是非どこかで、どなたかに対し、お洋服屋さんでもいいから、
言ってみて頂けたらなーと金森は願っています
SMILY

 

人間関係って楽じゃない!

  • 2014.05.31 Saturday
  • 03:10

人付き合いというものは、
人間関係というものは、
多かれ少なかれ、良くも悪くも、疲れるもので、
決して、「楽なもの」ではありません。

結局は、
親とも「人付き合い」ですし、
兄弟姉妹とも「人付き合い」ですし、
上司とも「人付き合い」ですし、
同僚とも「人付き合い」ですし、
友達とも「人付き合い」ですし、
異性とも「人付き合い」ですし、
飲み会も「人付き合い」ですし、
配偶者とも「人付き合い」ですし、
子どもとも「人付き合い」ですし、
PTAや町内会も「人付き合い」なわけです。

友達さえいれば、楽しいはずだ、とか、
結婚さえすれば、楽になれる、とか、
そういうことではなく。。。

どの人間関係も、うまく関係を築き、維持しようと思えば、
それなりの、手間隙と、気遣いと、やりとりが、必要なわけでして。

それを怠れば、どの人間関係も、崩壊へ向かう。
あるいは、悪しき方向へ向かう。

「何でも言えるのが、腹を割れるのが、○○だ!」
みたいな概念は、ステキだとも思うけれど、
何でも言ってしまう・言いたいことを言いたいだけ言ってしまえば、
それには大きなリスクも伴います。

そう。避けられるリスクです。

多くの人は、できれば、嫌われたくないと考える。

けれど、そのためには、やはり、
「まず自分が、相手を大切にしていく行動・発言・態度」が
求められてきます。

そういった気遣いをしていくのに、
どうしても「我慢する」ということも必要になるわけで。

「譲る」ということも、必要なときがあるわけで。

となると反転して「気を遣って相手の意のままに行動してあげる」
という方向に行ってしまう方も多い。

自己中心か。
他者中心か。
どちらかに偏るのは、やはりバランスが悪い。
ということになる。

ステキな人間関係を築いていくのには、
頻度は相手によれど、
手間隙も、やりとりも、挨拶も、気遣いも、会う約束をする手間を掛けることも、
我慢も、努力も必要で、
相手の話を聞くことも、自分の話をすること(自己開示といいます)も、
どれも必要で、どれも半々相手と担っていくことが大切です。

どちらか片方が頑張っても、それでは片方だけが疲れてしまう。

人間関係は、疲れるものです。

決して、楽ではない。

ただ楽しいものでもない。

めんどくさいことも、ある。

嬉しいこともたくさんあるけど、

ちょっとヤなこともある。

きゃなりヤなことだって、ある。

それが、人間関係というものです。

けれども、疲れるから、全ての人間関係を絶ってしまうとか、
友達いらないとか、会社や上司の飲み会には一切付き合わないとか、
そういう孤独な方向へ向かわないよう、
多くの方に努力して頂きたいなぁと金森は願っています。

孤独は、人間を蝕んでいきます。

非常に怖いことです。

自己中心と他者中心のバランス感覚を持った上で、
人を大切にしていくこと。
人に喜んで頂くこと。
それが、人から慕われる人間になる、基礎になるのです。


 

気質によって子育てを変える必要性

  • 2014.05.13 Tuesday
  • 20:45


すっごく心細いがピタリとやむ!
という本を昨年出版された竹内成彦カウンセラーが、
先日、次の本をご出版なさいました。

上記、「子どもの生まれつき性格を大切にする子育て」です!!

今回も、気質という生まれつき性格である
「大人タイプ」と「子どもタイプ」に分けて書かれてあります。

今回の本の大きな特徴は、
親側は「大人タイプ」なのか「子どもタイプ」なのかということと、
子側は「大人タイプ」なのか「子どもタイプ」なのかによって、
子育ての中での困ったときの対処法や、
親の子への接し方が違ってきますよ!ということを
具体的に教えてくれることです。

親と子のタイプの組み合わせによって、
子どもへの言い方・接し方をどうしたら良いのかが書かれてあり、
人がしている子育てを見て、自分が見真似ることの危険性が
とてもよくわかる本になっております。

竹内先生は以前にも子育ての本をご出版になっておられたのですが、
以前の本には乳児から高校生あたりまでの全般的な子育てが書かれていて、
でももうこの本がもう絶版となってしまっているのです・・・
ぐすん

で、その本に
「トイレットトレーニングの正しい概念と方法」が書かれてあったのですが、
この内容が非常に秀逸だったため、
私は口頭でかなりの人数のクライエント様にお教えしてきました。

今回なんと!ほぼ同じ内容で踏襲されておりましたので、
小さなお子様がおられる方には是非お読み頂き、
正しい概念をわかってトイレットトレーニングを実践して頂きたい!
と切に願います。

また、子どもの「イヤイヤ!」には色々な種類があり、
種類別の対処方法も具体的で実践しやすいと思います。

子育てとは=子どもが「大人になるように」親が関わること。であり、

子育ての中で親が子どもに身に付けさせるべき観点は
○「忍耐力」を身に付けさせる
○「自尊感情」を持たせる
○「社会性」を身に付けさせる
○「基本的生活習慣」を身に付けさせる
○健康な子に育てる

とあります。

ガマンする力をいかに身に付けさせるか。

これは今、多くの心理士達が、現場で、たくさんの大人の話を聴いてきて、
苦戦を強いられているところです。

いかに子どものときに「我慢する力を備えるか」が
大変に重要になってきています。


また、これは私が以前ブログに書きましたが、
学校でお友達に「私もい〜れて!」と言えない子がいる
という話をしたことがあります。
これについても、この本の中に出て参ります。

そして
「自分が好きと思える人に育てる」ために、
自尊感情を身に付けさせる方法まで具体的に
書かれてありますので、
是非、多くの親御さんに実践して頂きたいな、と思っております
SMILY

アマゾンでは既に在庫薄のようでして、
お届けまでに少し時間を要するようですので、

お早く手にされたい方は、本屋さんに行かれ、
心理学コーナーではなく、
家庭・子育てコーナーに行かれますと
見つかるかと思います
手
私自身、本屋をウロウロしまくり、結局子育てコーナーで見つけました!手


 

お前ってさ?

  • 2014.04.03 Thursday
  • 23:28

「お前さ、なんでそんなに強がって、肩肘張って生きんの?」

私が過去、ロングロングアゴーに、プライベートで、
知り合いになって間もない男性に言われた言葉です。

正直、カチンと来まして(笑)

腹が立ったので、よっぽど言ってやろうかと思いました。

「それはね、あなたが彼氏でも夫でもないからですよ」と。

・・・にやり(笑)

言ってませんけど(笑)

この方は、きっと、金森が弱みを見せることで、
女性から甘えてもらい、自分を、頼りになる男に見せたかったのだろうと思います。

で、頼りになる自分を「俺ってカッコイイでしょ」と自分で思いたいし、
金森からも、そう思われたかったのだろうと思うのです。

そういう心理が、日本語で「なんで肩肘張って生きんの?」です・・・

わかったようなことを言って、かっこつけたかったのでしょう・・・

余計なお世話じゃい!!!!!

ケンカ売っとんのか!!!(笑)

あなたがかっこよく見えないのは、私のせいかいっ!!!

とまぁ、これも言いませんでしたが。。。

職業病なのか、私にはこういう発言をする人は「不安定な人」にしか映らず。
チーーーン。。。

ちなみに金森には、
人に自分の弱いところ・ダメなところを見せたくない、という感覚は全くなく、
ただ、見せる相手を選んでいるだけで、ダメなところはフツーに見せますし、
肩肘張って生きているように見えるのは「外ではちゃんとしてるから」で、
自宅では超ダメ人間の干物系なので、
そういう姿を知らない人から勝手に「強がっている」と決め付けられると
脳内で仏壇の鐘が鳴ってしまいます(笑)

また、残念なことに金森は多くの女性と違い、
「か弱い女性」ではないため(笑)
特段、人を頼りにしたい欲求がない、ということがあり、
男性がジレンマを抱えやすいのです。

ただ、こういう方に対し「別に強がってないですよ」と返すと、
「まだ強がっている」と言ってご立腹される方が多いため、私は黙っていました。

また、私はこの方と2回程お会いした時点で大体の性格が掴めており、
結果今後深い人間関係を築いていきたいとは思っていなかったこともあり、
あえて言わなかったのですが、
深い人間関係を築いていきたい相手だったら、私は上記を言ったと思います。

自分というものを、人から勝手に決め付けられるのは、大変苦痛なものです。

私も、気をつけなければなりません。

人は、自分がされて嫌なことを、
意外と無意識に、人に対してやっていたりするものです。。。

金森は頭が悪く、そういう自分に気付いていないだけなのではないか?と
振り返って怖くなることがあります。

心理士としても、毎日、自分のことを「この役立たず!」と思い、
とりあえず脳内で自分を処刑しています。

人間とは、おろかなものです。

どうかクライエントの皆様の中に、
「自分は金森からこう言われて、腹が立った」と感じた方は、
是非、伝えて頂きたいな、と思っております。

なぜあえて言って欲しいか、というと、
私はクライエント様と、深い信頼関係・人間関係を築きたいと思っているからなのです。

言って頂けたら、金森は全力で反省し、猛省することができます。
そして、真摯に謝りたいと思っております。


 

思い込み

  • 2014.03.31 Monday
  • 16:40

明日から就職される方もたくさんおられることでしょう。

昭和の時代に比べますと、日本は大きく様変わりしています。

年功序列・終身雇用という形態も崩壊しています。

正社員雇用を最小にし、アルバイト・パート・契約社員で
会社を回していこうとするのがごく当たり前になっています。

そんな世の中になって、今、私が強くお教えしておきたいことは、

「一流の学校に行けば、将来は安泰だ!」
「資格を取れば、給与が上がる」
「資格を取れば、就職・転職できる」というのは思い込みだ、ということです。

今の世の中は、資格を取ったくらいでは、仕事はありません。
今の世の中は、少し勉強したくらいでは、給与は上がらないのです。

世の中でトップレベルで難しい司法試験。
しかし今は、司法試験に通っても、仕事なぞ、ほとんどありません。

歯科医とて、仕事なぞ、ほとんどないのが現状です。
開業歯科医で年収200万は今や当たり前の世の中なのです。

医師や看護師は、いくらでも仕事がありますが、
やり続けるのに大変な覚悟が必要な厳しい職業です。

教師・宅地建物取引主任者・英検・医療事務など、
色々な資格がございますが、
資格を持っているだけで簡単に勤められるわけではないのです。

かといって、何の勉強もせず、何の資格も取らずしては、
ステップアップはできません。
勉強は、転職や昇給のためにするのではなく、
ご自身のスキルアップのためにしてくださいね!!


また、
「大学を卒業すれば、さらには一流大学を卒業すれば、
自分の希望する会社で、自分の希望する部署で、
自分のやりたい仕事をやらせてもらえるはずだ」
という思い込みを持っている方が増えています。

そんなことは、どの会社でも、あるわけないのです笑

こういった思い込みを持っておられる方は、
不適応を起こしやすく、メンタル不調も起こしやすくなります。

必要なのは、「なんでも、是非やらせてください!」という姿勢を持つことです。

この姿勢を持っている人は、企業にとても重宝されます。
この姿勢を持っている人は、いずれは、「失敗してもいいからやってみろ」と
仕事を任せられることが多くなってきます。

ここまできますと、あなたは上司や会社から認められた存在となり、
会社の中で自分というものが確立できてきている状態となってきます。

ここまで来るのに、3〜5年は必要になってきます。

そう、就職するのに必要なのは、
資格より、「やる気、なんでもやらせてください!という姿勢」であり、
仕事を続けるのに必要なのは、「忍耐・ガマン・自分の改善」だったりするものです。

そして、会社を休まず、遅刻・早退せず働いてくれる人。
企業にとっては、こういう人材が一番ありがたいものなのですァンパンマン

これから就職や転職をお考えになっておられる方も、
是非この姿勢で、必要とされる人材になって頂きたいなぁと思いますアンパンマン


 

魔女との人間関係?

  • 2014.03.24 Monday
  • 18:10

今日、クライエント様より、”ステキなひとこと”を頂きました聞き耳を立てる

帰りがけ、いつも通りクライエント様をエレベーターホールまでお見送りしましたら、

「先生は、家で、大きな鍋で、何かダークなものをグツグツと煮ており、
1mくらいあるしゃもじを、中腰かつ全身でぐるぐるとかき回して、
なにか怪しいものを、作っているイメージがある」(笑)ちゅん

(中腰でぐるぐる回すジェスチャー付き)

金:「わっはっは!それって、魔女魔女っ?!」(笑)魔女魔女

「そうですね」(笑)

金:「かなり、あやしい・・・」(一緒にぐるぐる・・・)

金:「・・・って煮とらんわっ!」(笑)


本日の金森は?、いや実はこれまでも?
えらくダークな人間?!に映ったようです(笑)

このクライエント様は大変長く通って下さっている方であり、
こんなふうに、いつも何がしか「金森を自由にいじる」ことをしてくださいます。
私は、なんだか、大変に、ありがたい気持ちになります。

信頼して頂いていないと、こんなことは、言ってもらえないと思うからです。


私の写真を見て、良い意味でも悪い意味でも?!
「いつもの先生と全然ちがう!」とおっしゃってくださる方もおられますし、

「先生には、逆らえない(笑)」と言ったあと
→「でも自分は頑固なんで(いうことをきいてないし逆らってるか)(笑)」と、
矛盾したことを、へらへら言ってくださる方もおられます。

こういうことを、カウンセラーに対し、臆することなく自由に語って頂けることを、
私は本当に、幸せに思っています。

まだカウンセリングに来はじめて日の浅い方々に、
少しでも早く、金森を気楽にいじってみたり、
何でも遠慮なく思ったことを言ってみてしまえ!と思って頂けるように、
人間関係を深く築いていき、自尊感情を取り戻して頂けるように、
じわじわと、努力を重ねたいと思います。

同様のネタを、今年に入ってもう3〜4回くらい書いた気がします。

自分にとって、このことが、本当に嬉しいんだなぁときめきと、
でもちょっと、しつこいよなぁ冷や汗と、
我ながら、今さら、再認識致しております見る

私がこのことをしつこく書くのは、
クライエント様のこういった発言が、
カウンセリングの過程において、実は非常に重要な過程であることを、
心理士として、知っているからなのだと思います。

「心理士に、思ったことを言ってみる」ことが、
クライエント様にとって、簡単なようでいかに難しく、
不要なようで、実はクライエント様にとっていかに重要なプロセスであるか、
私は、知っているのです。

カウンセリングは、人間関係です。

そう。「金森と、あなたの、人間関係」なのです。

これを練習台・叩き台にして、クライエント様は、再び、世に飛び立っていくのです。


P.S
春の香りがして参りました。
お子さんが春休みの方も多いと思います。
お母さんにとっては、嬉しいような、ゲッソリなような涙
そんなお忙しい日々かと存じます。
家事ご無理なさらないようご自愛くださいねにた
花粉症の方も、あわせてご自愛くださいませおかお(幸せ)



さらにP.S
クライエント様によりますと、金森が煮込んでいそうなのは、
ダークな物質というより、「謎の液体」なんだそうです(笑)
その液体は、もしかしたら恋に効くお薬なのかもしれないし、
透明になれるお薬かもしれないし、わからないんだけれども、
「きっと、ステキな恋や、透明になっても孤独に打ち勝てる強さを育める
金森の力強さを感じたんだと思う」とおっしゃっていました。
へぇ〜〜!なんだかキムにはもったいないお言葉だなぁ(^−^;;


嬉しい瞬間

  • 2014.03.15 Saturday
  • 02:43

1人のクライエント様が、連続して通ってくださり、
症状が大変に良くなってきますと、
金森に時折、嬉しい瞬間がやってきます。

それは、「クライエント様が、自らジョークを飛ばしてくれるとき」です。

少し遅刻してきたクライエント様に、
「先生すいません遅れちゃって・・・」
「ううん、そのうち来るってわかってるからいいけど、何かあった?」
「えぇ・・・実は金縛りにあいまして・・・ちゅん
「マジでっ?!!?ガーンネコ
「ウソです笑

料金を頂くときに、
「じゃー先生、いつものように1000万円で。。。(1万円札のこと)お金
「はいっ!恐れ入ります!
そうしましたら、おつりの300万円です。。。礼(3000円のこと)」

世の中には怪しいカウンセラーがいっぱいいる、という話から、
「私、先生のことをすごく信用しているので、
今、金森先生が、ツボを持ってきたら、私、フツーに、買いますね(笑)顔
「あーそーですかー・・・あいにくウチにはキャンディーくらいしかご用意がなく、
申し訳ない次第です笑

こんなふうに、こんなジョークを飛ばして頂けたとき、
金森は、クライエント様が、非常に良くなってきたことを感じ、
すごく、すごく、嬉しくなるのです。

自らジョークを飛ばせるようになった、ということは、
そのクライエント様に、若干の「余裕」が出てきたことを指し示すからであり、
あぁ、このクライエント様を、もっともっと楽にしてさしあげられるよう、
もっともっと努力し、もっともっと話を聴こう、と決意を新たにします。

こんな小さな喜びが、カウンセラーとしては、ものすごいご褒美だったりするのですアンパンマン

頑張って通って下さっている皆様、いつもありがとうございます。
本当にありがとうございます。
金森は、少しでも皆様のためになるよう、1回でも回数を少なくできるよう、
今日も、うんと、うんと頑張りますおかお(幸せ)


 

自分探し

  • 2014.03.09 Sunday
  • 03:48

自分には何が向いているのか?と、さまよう人がいます。

「自分探し」という言葉が流行ったこともありました。

あれもやってみたが、つまらなかった。
これもやってみたが、楽しくなかった。
次のやつは、やりがいがなかった。
さらに次のやつは、変な会社だった。
こちらのやつは、大変すぎた。

・・・自分探しの結論は、意外と、こんな感じだったりします
ちゅん

そうなりますと・・・

そもそも、自分に向いていることを仕事にしようとする必要は、ない。

のかもしれません電球

自分とは何者で、何がしたく、何が向いているのか?を明確にすることが
必ずしも先に必要なわけではありません。

大切なのは、
「そういうことは、ひとつの会社で働き続ける中で、初めて見出せることだ」
ということなのです。

ひとつのところで、5年、10年、20年やっていく中で、
自分が何者かになっていき、何かをしていけるようになり、
向いてないなりに、その会社で色々なことで役に立っていけるようになる、
ということなのです。

仕事というのは、やり続ける中で、勝手に天職になっていくものなのです。

私は、仕事柄、多くの方を、就職・転職に成功させるプロです。
ご要望があれば、履歴書・職務経歴書なども全て私が拝見し、作り直しますし、
面接指導も厳しく致します。

そんな私が、最近強く思うことは、

「みなさん、仕事を選びすぎだなー」ということです・・・汗

仕事や職業や会社を選びすぎると、
残っている仕事など、ほとんどなくなってしまいます。

気質的に、「あれこれ迷いやすい人」という性格の方がおられます。

そういう方にこそ、できるだけ35歳までに、
「もう何があってもこの会社にい続けよう!」という根拠のない決断を、
して頂けたらと思います。

自分探しは、ひとつのところで働き続けていながらでも、
やれることだったりするからですねこ


 

わがまま

  • 2014.03.03 Monday
  • 03:14

人には色々と、「自分はこうしたい」「人にこうしてほしい」という欲求があります。

小さなことから、大きなことまで。

でも、それがわがままかどうか?は、相手が決める、ということを
知っておいて頂きたいなぁ、と思います。

たとえば。

「誕生日に、1万円のネックレスが欲しい」と思っている人がいるとします。

それを相手に伝えたとして、

「いいよーー!!そんなんでいいの?」と言う人と、

「そんなに高いの?5000円ならいいよ」と言う人がいる、ということです。

前者の方の感覚にとっては、それはわがままではなく、
後者の方の感覚にとっては、それはわがままになる、ということです。


「おかずをもう一品作れ!」と思っている人がそれを伝えたとして、

「いいわよー(内心では面倒だけど)」と言う人と、
「なんでよっ!おかずあるでしょ!」と言う人がいる、ということです。


よって、「自分が思っている欲求は、わがままになるんですかねぇ?」という疑問は、
相手に伝えてみない限り、わからないものなのです。

ですから、まずは、相手に伝えてみて、
もし相手が「それはムリ」「それはわがままだ」と言われたら、
そのときに「そうかぁ・・・この人の価値観にとっては、わがままに当たるんだな」
ということを受け止める力が必要になる、ということです。


人は、自分の考えと相手の考えが真っ二つに食い違ったとき、
自分の欲求が叶わず、自分の考えが相手に伝わらずに腹が立ち、
感情と感情のぶつかりあいを起こします。

これが、ケンカの火種になります。

わがままかどうか?は相手が決めますが、

そもそも、自分の考えだけが正しいと思うのも、おかしなことなのです。

このときに、自分の考え・欲求ばかりを、相手に押し付けることなく、
「私は、僕は、こうしたいと思っているんだけど、どうかな?」と
言葉や態度を選んで伝えることができ、
相手の欲求と自分の欲求を半分ずつくらいで譲り合えたら、素晴らしいですねアンパンマン


 

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